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2019年 あじストーンフェア2019に出展いたしました

令和元年6月8日(土)~9日(日)にサンメッセ香川にて開催された「あじストーンフェア2019」に出展いたしました。

出展製品
10寸3重台 高級型(16.02才)、庵治石細目(最上級材)
10寸角布団付き4重台 香川型(19.56才)、庵治石細目(上級材)
8寸2重台 神戸型 霊標付き(10.62才)庵治石細目(上級材)
8寸3重台 名古屋DX型 霊標・塔婆立台付き(9.83才)、庵治石細目
8寸3重台 関東型(11.3才)、庵治石中細目
9寸3重台 岡山型(15.71才)、天山石(黒口)


-お礼-ご来場いただいたみなさまへ

弊社の今年のブース位置が、展示会場入口から入ってすぐだったこともあり、例年よりも多くのお客様にお立ち寄りいただきました。
また、『現代の名工』の看板を出していたことで、お祝いのお言葉をかけていただいたり、新規のお客様をご紹介いただいたりもしました。
みなさまのお心遣いに心から感謝申し上げます。


ブースデザイン

「高級感や展示内容が大川さんらしいね。」と言っていただけて大変嬉しく思いました。
今年は自社の強みやスタイルについてのパネルを制作いたしました。


『臨機応技』
品質、技巧、納期など、その時その場の状況を読み、最も適切な技術で対応します。
原石から加工、施工まで自社生産の強みを生かした、柔軟な対応力に信頼をいただいています。
相談しやすい顔の見える工場として、お客様の細かなご要望にお応えします。
『適石適所』
価格、サイズ、意匠など、お客様のご要望に叶う石種を確かな知識を以て提案します。
庵治石だけでも43種類の石種を取り扱っています。
価格、サイズ、デザインについてご相談いただければ、豊富な取り扱い石種の中から、適切な石種をご提案します。


販売店の売り上げUPに貢献したい

販売店様から、
「国産石材を売ってみたいが、お客様に何をどうやって伝えればいいのかわからない。」
「安さで売るのは明確でPRしやすい。けれど、高級な国産石材を売る場合、どうやって売ればよいのか分からない。」
といった相談をうけることがあります。


(株)大川石材では、こういった販売店様の悩みを解決し、売り上げUPに貢献したいと思っております。
高級な国産石材の販売を伸ばすには、国産石材の品質や歴史、どういう場所でどんな人たちが採石しているのか、国内での加工技術は海外と比べてどう違うのかなど、ご購入いただくお客様が納得できる背景やストーリーが必要なのだと思います。


(株)大川石材では、国産石材の特徴に関する説明や、丁場(採石場)の見学、加工工場の見学も可能です。
お気軽にお問い合わせください。

2018年 弊社(株)大川石材 会長、大川等が 厚生労働大臣より卓越した技能者(現代の名工)として表彰状をいただきました

弊社 (株)大川石材 会長、大川等が厚生労働大臣より、平成30(2018)年度の『卓越した技能者(現代の名工)』として選ばれ、この度、厚生労働大臣からの表彰状をいただきました。
『卓越した技能者(現代の名工)』とは、“卓越した技能を有し、その技能の第一人者と目される現役の技能労働者”とされています。
このような栄誉ある表彰をいただけたのも、多くの方々によるご支援のお陰だと感じております。あらためて心より感謝申し上げます。

優れた技能や実績を持つ者が選ばれる「卓越した技能者(現代の名工)」

『卓越した技能者(現代の名工)』の表彰制度は、昭和42年度創設されました。今回の受賞は香川県では43番目、石工では全国で2人目で香川県では初となります。


卓越した技能者表彰の審査には、

(1) きわめてすぐれた技能を有する者、

(2) 現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者、

(3) 技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者、

(4) 他の技能者の模範と認められる者 との要件を全て充たすと認められ、また、指定機関よりの推薦が必要です。その後、推薦された者のうちから、厚生労働大臣が技能者表彰審査委員の意見を聴いて決定されます。


今回、讃岐石材加工協同組合様、香川県石材技能士会様、香川県、高松市などにご推薦いただきました。


卓越した技能者として認めていただいた事実に対し嬉しい反面、責任の重さも感じています。今は日々、頂いた栄誉をどのようにすればみなさんにお返していけるかと考えています。

 

石材業への経験値、手彫による文字彫加工の技能、技能継承と後進の指導育成への貢献を認めて頂きました

被表彰者の功績として「長年石材業に従事し石材加工の全般に精通しており、特に、石材に墨で文字を書いた後にノミとセットウ(ハンマー)、電動工具で文字の部分を彫り上げる手作業にこだわり、手彫による文字彫加工の技能に秀でている。また、自らの手作業の技能の継承と石材加工技術の向上のため、石材店の後継者を自社で修行させたり、技能五輪、技能グランプリ等で入賞者を出すなど、後進の指導育成にも貢献している。」と認めていただきました。


中学卒業後、定時制高校に通いながら、庵治牟礼では一番と言われる親方の元で4年間修行に励みました。優れた親方に付き間近で学ぶことで、知恵と感覚を身につけることができたと思います。
職人の世界は実力と結果がものを言います。若いころは特に悔しい思いも沢山してきました。自分は身体が小さいので、どうすれば身体の大きい人にも負けずに仕事ができるか…など、常に他に抜きんでる手段を考えていました。石の特性を観察したり、道具を見直したり、色々なところでヒントを得て工夫を続けてきました。
機械化の進んだ現代においても、手仕事は原点です。技術的な難題を前にした時は“手仕事”立ち戻ると解決策が見つかります。


また、機械での作業が主流になった今でも、手彫りでしか出せない魅力があります。
丁寧な手彫りの作業であれば、書家の表現を最も再現できると思っています。手彫りでの作業はエア彫りとは違い、身体全体を使い筆の動きに沿って外形を縁取ります。筆の膨らみや力の込められた角などを書の上からもう一度書き出すような気持ちで作業します。また、線の細い部分と太い部分を彫りの深さで表現していきます。仕上げには書家の筆使いに沿ってコタタキをおこない、筆の動きまで表現します。文字は白く映えます。

石の尽きることのない魅力「私は石が大好きです。」

石に長年携わってまいりましたが飽きることはありません。石には奥深い魅力があります。石の魅力や可能性を伝えていくことが大切だと感じています。
今は、展示会に墓石を出しさえすれば売れていた過去の恵まれた時代とは違います。石に携わる者自身による魅力を伝える努力と、視野を広げ、外部からの新鮮な発想を得ていく必要があります。
技術は発展し、昔はなかった機械も生まれました。昔はできなかったことが現代であればできるかもしれません。
今はまだ分からないけれど、現代の生活に合った石の取り入れ方があるのだと思います。庭には燈籠に代わるもの、壁材や床材以外にも屋内への石の取り入れ方があると思うのです。必然として石が必要とされる新たなシーンを考え、発見していくことができれば、石を必要としてくれる人が再び増えていく可能性があると考えます。

次世代の育成や子どもたちに伝えていきたい

これからも若い人など、業界の後継者の育成に力を入れていきたいと思っています。石材加工の技術の修業、技能士検定の試験官などの役割もありますが、それとともに、子どもたちに石材に関わる仕事のことを知ってもらうための出前講座も継続したいと考えています。子どもたちに小学校の校舎内や、いつも行く公園などを例に「身近なところに石があるんだ」と伝えると楽しんで理解をしてくれます。
逆に、子どもたちを教える中でこちら側がもらえることも沢山あり、石の世界にどっぷり浸かってきた自分たちには生み出せない柔軟な発想とアイデアをもらっています。
『卓越した技能者(現代の名工)』の表彰制度の趣旨に「卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めることを目的としている。」とあります。今回の受賞を踏まえ、更に石材という職業の振興のためにも自分にできる取り組みを続けていきたいと思っています。